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かなり80'sっぽいかも。
"Keep Your Eyes Ahead" by The Helio Sequence Modest Mouseの"Good News For People Who Love Bad News"でドラムスとキーボードを担当していた事もあるBenjamin WeikelとBrendan Summersによるユニットの4枚目です。彼らの前作も気にはなっていたのですが、購入しないままにいつしか時が経ち、今回の4thアルバムで初めて聴く事が出来ました。 相当にキュートなアートワークに加え、Sub Popレーベルに所属。 ここから、ストレートに想像するのはThe Shinsでしょう。 ところが、その想像をあっさり裏切る非常に80年代的な音を奏でるユニット、と言うのが聴いてみての第一印象です。 ロックよりもフォークに近い穏やかな曲調が中心であるにもかかわらず、意外に多用されるシンセサイザーの音が、20年くらい前に良く聴いた様なアルバム達を彷彿とさせます。 聴く人によって、この妙にハイファイなサウンドを古くさいと感じたり、ダサいと感じるかもしれません。 かく言う私も、正直少し微妙・・・とは言え一口に嫌いとも言えない、何とも不思議な感覚を抱いておりました。 そこで、よくよく考えてみると、これって誰かに似てるなぁとiTunesをひっくり返し(?)てみてやっと分かりました。 かつて(今でも好きで、新譜が出れば購入していますが)好きだった初期The Lilac Timeじゃ無いですか!(ご存知では無い方の為に付け加えておくと、彼らの近作はむしろカントリーに近いくらいフォーキーなのですが。) ビートルズ直系のメロディオリエンテッドな作り、カラフルなシンセ。アメリカ人には珍しいタイプのサウンドである事は確かです。 非常に狭いターゲットですが、そんなThe Lilac Timeの3rdくらいまでがお好きな方なら、気に入って頂ける作品かも知れません。
by unit7of9
| 2008-03-24 20:59
| 音楽
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