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その素直さが最大の魅力。
"I'll Be Lightning" by Liam Finn 何とCrowded House、Neil Finnのご子息のデビュー作です。 これまでも、Neilのソロや昨年リリースのCrowded Houseの復活作"Time On Earth"でも彼のクレジットは見られましたが、満を持してのデビューと言う事でしょうか。 まず一聴して感じるのは、本当にお父さんに声が似ているな、と言う事です。 うっかり外で聴いたりすると、NeilかCrowded Houseの新曲かと聴きまごうばかりでしょう。 となると、一番気になってくるのが、お父さんではなく彼である必然性です。 ずばり申しますと、恐らく彼とお父さんの嗜好は相当に違うのではないか、と思われるのです。 確かに曲によっては(M3"Gather to The Chapel"やM10"Wise Man、"M11"This Place Is Killing Me"など)はそのままクラウデッド・ハウスと言っても過言ではないのですが、全体から感じられる印象はと言えば、パンクを経由して来たからか、ついつい一曲に一ひねり二ひねりを入れてしまうニールに比べると、70'sフォークっぽい落ち着いた素直なものなのです。 この為、音像としてはエリオット・スミス等に一番近い様に思えます。 しかし、エリオット・スミスのように、張りつめ、思い詰めた切迫感はそれほど無く、ある種の大らかさが際立ち、非常に風通しの良い作品となっています。 キラーチューンこそありませんが、ただの七光りでない非凡さを感じさせる佳作です。(同じオセアニア出身でもOld Man Riverより良いと思うのですが。笑)
by unit7of9
| 2008-03-14 15:40
| 音楽
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