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Starsに続いて、彼らも超オススメ!
"Population" by The Most Serene Republi Broken Social Scene、Stars・・・今最も熱いレーベル(と私は思っています)arts&crafts。 カナダのインディ・シーンのみならず、これからの音楽シーンを牽引するであろうそのarts&craftsから、2006年アルバム"Underwater Cinematographer"でデビューした The Most Serene Republic二枚目のアルバムです。 BSSとも、Starsとも全く違うそのサウンドは、どん欲なまでに様々なイディオムを駆使して作り上げられたポップの万華鏡の趣です。 Pink Floyd"Atom Heart Mother"みたいなイントロから始まり、Lemon Jellyを思わせる大らかなクラブサウンドへと鮮やかに切り替わるM1"Humble Peasants"からドラムンベース・ギターポップなM13"Neurathenia"まで、捕まえようとすればするほどカメレオンの様に色を変え、手の中からぬるりと抜け出すとらえどころの無さがこのバンド一番の魅力です。 Yesのように複雑なユニゾンや重層的なコーラス・ワーク、バカラックのように甘くなんちゃってラテンなインスト曲、ミニマルなメロディを繰り返すニューウェーヴっぽい曲などなど。 ポップなのに、シングルチャートには全く無縁な、そのスタイルは一度聴いただけでは取っ付きにくいかも知れませんが、ハマってしまうと抜け出すのが困難なほど中毒性が高く、この辺りが同レーベル所属アーティストの特徴と言えるかも知れません。 三月に来日が決まっているBSS+Starsに、金欠の身でありながら(まぁ、いつもの事なのですが)行こうかどうか迷っている私の背中を押す一枚になってしまうかも、です。
by unit7of9
| 2008-02-05 15:55
| 音楽
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