カテゴリ
以前の記事
2013年 06月 2013年 05月 2011年 12月 2011年 06月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 links
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
どんどんレイドバック。しかし、それもまた良し。
"Shadows" by Teenage Fanclub 前作"Man-Made"から、5年ぶりの新譜です。 かつてのノイジーでラウドなギターに乗せ、とてつもなく美しいメロディを奏でていたバンドのイメージはここにはありません。 変わって"Howdy!"辺りから顕著になり出したのは、その奥に秘めた芯の強さと、逞しさと、そして優しさ。 本作はそんな「新生」TFCの真骨頂です。 揺らぐ事ないメロディへの献身、そしてコーラスワークの妙味、それらが一体となってどこにでもありそうで、しかし彼らにしか作り得ない素晴らしい「日常」の音楽となっています。 楽曲によっては、60年代、或いは70年代の作品にすら聴こえます。しかし、そこはさすがにオルタナを経由してきたバンドの逞しさ。一筋縄では行かない、重層的な様々なイメージを醸し出しています。 もちろん、本作が現在のマーケットで必要とされているか、と問われればその答えは否でしょう。 それでも、「いつの時代でも」こう言う音楽を愛している人がいるという事、そしてそう言う人達だけの為に音楽を鳴らす事が出来るバンドがいると言う、その事が何より重要なのです。 だから、きっと20年後も私は彼らの新譜を心待ちにしていると思うのです。 そして。 祝!単独来日公演!
by unit7of9
| 2010-06-20 19:17
| 音楽
|
ファン申請 |
||