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【音楽】
アルバム "Tokyo7" by Moonriders ユルいのにグルーヴィー。目指すはデッドかザ・バンドか。 年をとってもトンガってる、とか、そう言う次元はとっくに過ぎ去った、この進歩とも退歩とも取れる有りよう。 かつて私は鈴木慶一の様に年を取りたいと思ったことがあります。それは彼が40代の頃でした。しかし今、60代になった彼にも改めて憧れを抱いています。スタイリッシュに振る舞っても、幸宏氏の様にはなかなかなれない彼ですが、そのロックな姿は(高田純次なんかと並んで。笑)誰よりもカッコいいです。そして、バンドのメンバー全員がまたカッコいい。こんなバンド、他にはきっと無い。 シングル "5 Rebbecca's" by The View ホントに良く聴いた一曲です。 ボクらはいつでもクラッシュを、リバーティンズを、あの青臭い初期衝動を求めているんだ。下手っぴぃでも、グダグダでも、新しくなんて無かったって。 そこに本当の気持ちがこもっている限り、いつだってそんな音楽はボクたちの胸を締め付けるから。 音楽が好き、そんな思いの詰まりまくった、青臭くて、ダサくて、勢いまかせで、適当で、だけど、聴くといつでも心に灯をともしてくれる。 そんな一曲です。 【映画】 「ラースと、その彼女」 優し過ぎる人間はいつだって、貧乏くじを引いてくれている。だから、私の様に少しずる賢い人間は、世の中をそこそこ楽しく渡って行ける。 だけど、本当にそれでいいんだろうか。この映画の中の人達の様に、皆が優しくするって選択肢もあるんじゃないだろうか。 最大多数の最大幸福、ではなくて、絶対全員の「そこそこ」幸福。 誰かを自分達の欲望の為に傷つけるのは、もうおしまいにしよう。 そう、誰かが声を上げてもいい頃なんじゃないか? そんな私は、またこうしてスーパーマンに頼ってしまう。 【本】 「おやすみプンプン」 浅野いにお 著 いまだに私はこのコミックの呪縛から逃れられません。 共感なんてしたくもないのに。大人になった筈なのに。 本質をえぐり過ぎる作品は、音楽であろうと、映画であろうと、本であろうと、時には残酷すぎるものです。 そこに映った自分の姿を、いくら毛嫌いしようと、嫌悪しようと、やはりそれを愛してしまうから。 シュールな表現や、書き込まれた線の多さが作品の価値を決めるのではありません。そこに描かれた内容が、言葉が、どれだけ多くの人に突き刺さるか。 ヤマアラシやハリセンボンなんかより、沢山の鋭い棘を持つ、悪魔的なまでに惹き付けられるコミックです。 →第五位
by unit7of9
| 2009-12-27 20:14
| '09 Best
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