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ついに牙をむき出した、希代のパンク・シンガー。
"The Fall" by Norah Jones 上記のキャプションを彼女の新譜につけるとは、我ながら気が効いています笑。 検索ミスをしたかなと、ご不審にお思いの皆様御心配なく、これはちゃんとあのノラ・ジョーンズの新譜のレビューです。 音楽的にも大成功、顔も可愛らしく、映画にも主演。我が国であれば、一発で「いけ好かない女」の代表格にもなりそうな才色兼備の彼女。 しかしそうならないのは、有無を言わせぬ才能を感じさせるそのボーカルの存在感のおかげでしょう。 これまでどちらかと言えば、ジャズと言うくくりの中で、癒し系やカフェ・ミュージック的な捉えられ方をしている彼女の作品ですが、なかなかどうして。 新作は別ユニットEl Madmoで見せた裏の顔こそ、彼女の素顔だったのでは、と思わせるパンクなボーカル・アルバムとなりました。 エキセントリックだったり、バイオレントであるだけがパンクの定義ではありません。 沸々と煮えたぎるようなエモーションを優しく歌い上げるこの革新性こそ、私が彼女をパンク・シンガーとよぶ理由に他なりません。 今風に言えば、最強の「肉食系女子」でしょうか。 その可愛らしい(二度目ですね。笑)顔に似合わぬこのアグレッシブな姿勢といい、如何なるジャンルにも囚われない奔放さといい、周囲のパブリックイメージをものともしない大胆さといい、一皮も二皮も剥けたこの新作は、とてつもなくクール。(お人形さんの様に硬直した笑顔と鼻にかかった甘ったれた声で、セレブに成り上がる、ジャーナリズムの片隅にもおけないどこかの女子は是非とも見習って欲しいものです。) 次作辺りもしかしたら、エレクトロで攻めてくるかも、とか想像するとワクワクしてきます。 実は次世代のマドンナは彼女なのかも知れません。
by unit7of9
| 2009-11-18 17:59
| 音楽
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